コラム

2024.09.27

環境にやさしい災害に強い電気自動車

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SDGs

近年、私たちの生活において環境問題への意識がますます高まっています。特に地球温暖化の影響が顕著になる中、私たち一人ひとりが環境に配慮した行動を取ることが求められています。その中で、注目を集めているのが電気自動車(EV)です。EVは、ガソリン車と比べてどのように環境に優しいのか、そして私たちの暮らしにどんなメリットをもたらすのか、詳しく見ていきましょう。

1.電気自動車(EV)は環境にやさしい
地球温暖化が深刻な問題となる中、電気自動車(EV)は、CO2排出を抑え、地球環境にやさしい移動手段として注目されています。ガソリン車とは異なり、EVは走行中に排気ガスを出さないため、温室効果ガスの削減に大きく貢献します。さらに、再生可能エネルギーを使って充電すれば、その環境への影響はさらに少なくなります。こうしたことから、EVは持続可能な未来に向けた重要な一歩となるのです。

上の図は、ガソリン車と電気自動車(EV)のCO2排出量を表しています。
(出典:Global EV outlook2020(国際エネルギー機関)より)

 

2.EVは災害対策にも活用できる

電気自動車は、環境保護だけでなく、災害対策にも大きな可能性を秘めています。特に、台風の多い沖縄のような地域では、EVのバッテリーが非常用電源として利用できる点が注目されています。EVのバッテリーは、停電時に家庭用電力として活用することができ、家電製品を動かすための電源として役立ちます。沖縄では毎年のように強い台風が発生し、地震のリスクもあります。こうした災害時に長時間の停電が発生すると、生活に大きな影響が懸念されますが、EVのバッテリーを使うことで一時的な電力供給が可能となり、安心して生活を続けることができます。このように、EVは自然災害が多い地域において、防災計画(PDC:予防、準備、対応、復旧)の中で重要な役割を果たすことが期待されています。

上の図では、EVから携帯電話、扇風機、冷蔵庫等に給電しています。(出典:経済産業省ホームページより)

 

3.充電スタンドの設置とサポート体制

EVを活用するためには、自宅や職場、公共の場に充電スタンドの設置が必要不可欠です。当社では、信頼できる充電スタンド設置業者の紹介を行っており、設置工事に関する相談やサポートも提供しています。専門業者が対応するため、安心して充電インフラを整えることができます。また、政府や地方自治体から補助金を受けられる場合もあり、コストを抑えて設置することが可能です。充電スタンドの整備は、EVをより快適に利用するための大切なステップです。

 

まとめ:EVの多様なメリット

EVは災害対策にも活用でき、さらに充電インフラを整えることで日常生活の利便性も向上します。このようなメリットを考えると、電気自動車は環境に配慮しつつ生活を豊かにする選択肢の一つとして注目されています。みなさんもぜひ、環境にやさしい行動や選択をし、明るい未来を一緒につくっていきましょう!