真夏の車内は70度超え!?あなたの大切な家族、本当に安全ですか?
今年は那覇市で史上初の36度台を記録するなど、沖縄でも連日厳しい暑さが続いていますね。
この時期、私たちは気温の上昇や車内の高温、熱中症や火災の危険に注意を払う必要があります。
今回のコラムでは、夏の車内での危険を回避するためのチェックリストをご紹介します。
1.車内の温度をチェックする
みなさんは車に乗る際、真夏の車内が暑すぎて車に乗れなかったり、ハンドルを握れなかったという経験はありませんか?乗る前に、車内の温度を確認するようにしましょう!真夏の車内温度は、70℃を超えることもあり、命の危険に晒されます。
2.家族の安全を確保する
気温が30℃を超えると、熱中症リスクが高まります。炎天下では、エアコンを停止して約15分で10℃、約30分で15℃~20℃も車内温度が上昇する可能性があるといわれています。短時間で温度が急上昇する車内に子供やペットを残しておくのは非常に危険ですので、十分に注意する必要があります。
3.火災に注意する
ダッシュボードの上はさらに熱くなり、80℃を超えると卵の白身が約2時間で固まるほどの熱さになります。車内での火災は非常に危険ですので、高温で爆発する可能性のあるライターやスプレー缶、リチウムイオン電池を積んでいるスマートフォンなどを車内に放置しないようにしましょう。
4.駐車時に対策をとる
車内温度の上昇を防ぐことで、熱中症や火災のリスクを減らすことができます。以下を参考にしてみてください。
☑日陰(木陰や屋内駐車場など)に駐車する
☑窓ガラスには、サンシェードや遮光カーテンを設置する
☑ハンドルには、ハンドルカバーを設置する
☑安全面に注意のうえ、窓を数センチ開けておく など
5.乗る前に車内の換気を行う
車内温度が高温のままエアコンを使用すると、設定温度に下がるまでより多くの燃料が必要になることがあり、車に負担をかけてしまうことがあります。乗車前に換気することで、燃費対策の効果も期待できます。
みなさん、いかがでしたか?
夏の車内は様々な危険が潜んでいますが、家族の安全を守ることができるのはあなただけです!
上記のチェックリストをしっかりと実行し、熱中症や火災といったリスクから家族を守りましょう。
快適で安全なドライブを心掛け、夏の思い出を家族と共有してくださいね。