おじいちゃん・おばあちゃんのカーライフをサポート!
車社会の沖縄。あなたのおじいちゃん・おばあちゃんも、買い物やお孫さん宅への訪問など日ごろからクルマを運転する機会があると思います。
加齢によって身体機能は衰え、運転能力は低下します。
もちろん高齢ドライバーがすべて危ないというのは間違いです。ただ、万一事故が発生した場合、ご本人だけではなく家族や周囲の方も痛みを伴います。
大切なご家族の生活や命を守る意味でも、高齢ドライバーという身近なテーマについて、一緒に考えてみましょう。
・普段の生活の中で“おじいちゃん少し年を取ったな”と感じることがありませんか?
年齢を重ねると視野も狭まり、動体視力や反応時間も加齢に従って低下します。
これら運転能力の低下に伴い、以下のような事故も考えられます。
●視野が狭まることで歩行者や対向車両に気づけない(死角の増加)
●誤ってペダルを踏み間違えてしまった、踏みすぎてしまった(運転操作の誤り)
●周囲を確認して交差点を曲がろうとしたつもりが、運転動作が遅れ、対向車両と接触した(運転判断の誤り) など
・一方で、お年寄りにとって、クルマは生活に欠かせない足であることも理解すべきでしょう。
まずはご自身の現在の運転能力を自覚し、衰えをカバーするような心がけや対処について考えてみましょう。
●視野が狭まっていることを自覚し、前よりも意識して周囲の状況にしっかり目を配る
※特に「発進」「右左折」「ブレーキ」「レーンチェンジ」など
●運転操作を行う際には心に余裕を持ち、急な発進や進行は行わない
●視力に合った新しい眼鏡を使う
●疲れやすい長時間の運転や、視野が狭まる夜間の運転、接触リスクの多いクルマが混雑する時間帯の運転は控える など
・大切なおじいちゃん・おばあちゃんを守るため、時には客観的な立場から意見を伝え、自覚を促すことも大切です。ご家族のコミュニケーションを通じて、どのような対処が必要か、解決策を一緒に考えてみてください。
・何気ない会話から、体の衰えや運転に関する不安や懸念はないか、おじいちゃん・おばあちゃんの感情も尊重しつつ、共感を持って話を聞いてみましょう。
<ご紹介>
大同火災では運転の“運転適正チェック”や“かぞく見守り”を搭載した「DAY-GO!なび(無料アプリ)」を提供しております。
・高齢者の自動車免許の自主返納によって、沖縄県内の各種交通機関(バス・タクシー・モノレール)の利用料金の割引が受けられます。
また、それ以外にも県内の飲食店や各種サービスなど、様々な割引等優遇が受けられます。
・おじいちゃん・おばあちゃんが将来にわたり安心して生活できるよう、安全な移動手段やより暮らしやすい環境を整える選択肢のひとつとして考えてみましょう。
運転免許証の自主返納者を対象とした優遇措置一覧表(令和5年9月28日現在)
<公共交通機関>
※その他の優遇措置や関連情報は以下のリンクをご参照ください(沖縄県警察公式サイト)
いかがでしたか?家族みんなでおじいちゃん・おばあちゃんの安全を支える、サポートするという気持ちが大切です。
万一の危険を避けるために、まずはずぐに工夫できそうなことから取り組んでいきましょう!